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健康をサポートする食品「きのこ」に注目!
健康に良いと注目されている「きのこ」
高分子多糖体 βグルカンについて
クローズアップ「メシマコブ(フェリナスリンテウス)」
 
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健康をサポートする食品「きのこ」に注目
健康に良いと注目されている「きのこ」 「きのこ」は古くから寿命が延びるなど多くの薬効があると紹介され、近年の健康志向の高まりとともに、ダイエット効果や若返り、生活習慣病対策と、さらに「きのこ」に注目が集まっています。
「きのこ」の生態

「きのこ」は菌類の仲間
「きのこ」は、カビなどと同じ菌類の仲間です。

菌類は、大別すると真菌類と粘菌類に分かれ、このうち真菌類は、子のう類、藻菌類、担子菌類、不完全菌類と分類され、その中の担子菌類に属するものが、普段私たちが食用にしている「きのこ」です。


担子菌類の成長

担子菌類は葉緑体をもたないので、光合成ができません。
そのため、生きた動植物、枯れ木や落ち葉、動物の死骸などに寄生して、それらの動植物などから栄養分を摂取して生育しています。
また、老廃物を分解し土壌に還元するため、ほかの植物が育ちやすい環境をつくる働きもしています。

担子菌類は湿った土壌を好み、よい環境がみつかるとそこに胞子を落として仲間を増やします。


「子実体(しじつたい)」と「菌糸体(きんしたい)」

胞子は、細い糸状の菌糸を縦横に伸ばして発芽し、栄養分をどんどん吸収します。
やがて私たちが「きのこ」と呼んでいる本体部分に成長していきます。

胞子から伸びる菌糸が束になったものを「菌糸体(きんしたい)」と呼び、胞子が成長して「きのこ」の本体になっている部分を「子実体(しじつたい)」と呼びます。

菌糸体も子実体も同じ「きのこ」の一部ではありますが、それぞれに含まれる成分や含有量が異なります。

 
「きのこ」の栄養素

「きのこ」には、ビタミンB郡や食物繊維が多く、他にもβグルカン、リグニン、エリタデニン、エルゴステロールなど数多くの成分が含まれています。
主な成分をご紹介します。

ビタミンB2
ビタミンB郡の中でも、B2は美容に良いと言われ、これが不足すると、肥満や吹き出物、肌のカサツキなどの原因になります。
また、老化を早める活性酸素の除去して、動脈硬化や老化を防ぐ働きをします。

ビタミンB1、B6、B12
糖質の代謝を促進するビタミンで、神経系、頭脳系に働きかけます。
B1は、ブドウ糖を燃やし脳の働きを活性化させます。

食物繊維
水溶性の食物繊維により、血糖とコレステロール値を低下させ、不溶性の食物繊維により、体内の有害物質の排除を促して便通をよくする働きがあります。

βグルカン
マクロファージやNK細胞などの免疫細胞を活性化させ、それにより発がん抑制作用、免疫賦活作用があると言われています。

リグニン
ポリフェノールの一種で、植物から多く摂れ、整腸作用、便秘解消などに良いと言われています。

エリタデニン
エリタデニンは希少物質で、血圧を下げる働きや、また血液中のコレステロールを抑制する働きがあると言われています。

エルゴステロール
紫外線によりビタミンDに変化し、骨粗しょう症の予防などに良いと言われています。